2017年6月7日水曜日

二世タレントが道を踏み外す気持ち

有名な人のもとに生まれるというのは、
生まれるだけでメリットとデメリットを同時に背負っている。

メリットは、
普通ではできないような体験(お金を持っていたり、芸能人と会えたり、そういう仕事につきやすかったり、みんなが憧れるようなこと)を
しやすい環境であること。

デメリットは、
生きているただそれだけで期待に晒されること。
”親が凄いから、子どもも凄いだろう。凄くなるだろう。”
そんな悪気のない無遠慮な期待。
「○○の将来が楽しみだね」
「○○は何になるのかな?」
「親のあとを継ぐんでしょ?」
「きっと親みたいになるんだろうね」
期待を浴びるうちに、
気付けば”普通になる”という退路が断たれていく。
当たり前のように、「自分はこの道に進むんだ」と思ってしまう。
周囲の期待を裏切らないように。

だけど、もしその子に才能がなかったら?
自分の周りには特殊な人しかいなくて、
自分もそうなる道しか見えてないのに、
才能がなかったら。

どんなに頑張っても親を越えられなくて、
「親の七光り」としか言われなかったら。

例え一生懸命やっても、結果を残しても、
「○○のこども」としか呼ばれなかったら。

有名な親を持つと言うことは、
親の後ろ盾を持つということでもあるけど
いつまで経っても親がつきまとうということでもある。

もし二世タレントが悪いことをしたときには、
まず「○○のこどもが」というのをやめてあげてください。
多分それが彼らを苦しめているんだよ。
子どもは子どもで親とは違う。
親のフィルターをかけるのをやめてあげてください。ひとりの人間なんです。

成人したからこそ、罪を償わなきゃいけないけど
そのあと今度は親のフィルターを捨てて「自分」として生きていける環境を作ってあげること、
周りは無遠慮に期待しないであげること、
それがこれ以上悲しい二世タレントを作らない方法なんじゃないかなと
散々「サブカルの英才教育受けて将来が楽しみだね」と言われてきたわたしは思います。
高校時代あまりに血迷いすぎて「自分はオーラが見えるから占い師になる」と言ってたことを今思い出しました。



よん
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